いるので、そこからPCのサウンドカードに直接入力できるのではないかと思いやってみまし た。まったく同じ要領で操作をします。今度は、スピーカーの性能に左右されない真のアンプの 周波数特性が取れるはずです。 以前と全く同じ方法で操作をおこないます。 周波数特性の測定(スピーカ編) こんなに低域が出てないんでしょうか?300Hz位を境にがくんと降下しています。それに、ハ ムも相当大きく出ています。実際に試聴した感じでは、こんなにひどい事は無いと思うのです が。そんなに長く引っ張る事が出来ない内容なのでいきなり種明かしをしますが、ノートPCの サウンドカードのIN端子とOUT端子に繋いで測定をしていた為、サウンドカード内で信号がルー プをして発振をして正しく増幅されていなかったようです。96khz(24bit)対応のUSB接続のサウ ンドデバイスを新たに追加して測定を致しました。 ローランド UA-1EX 以前に、仕事でユーザ先に納める際に色々と試した中で比較的性能が良かったものを選び ました。 今度は綺麗に特性を取る事が出来ました。PCのサウンドカードはD級増幅回路の為、搬送 波除去用のフィルターが構成されています。その為、20KHz以上の測定は出来ません。しかし ながら、試聴領域では十分にフラットな特性が得られている事が分かりました。 今後、様々なアンプを製作した際にも同様の方法で特性を得る事が出来ました。
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