アンプ+5.1chスピーカを測定した際と同じ方法でおこないました。パソコンを使った簡易な やり方ですが、十分に参考になるデータを取得する事ができます。使う機材は、PCとマイクに 必要ケーブルです。注意が一点ありますが、PCのINとOUTは別のサウンドカードを使った方が 無難です。当時は、それを知らなかったので、サウンドカード内で信号がループしてしまい正確 なデータを取得する事ができませんでした。 信号発生ソフトには、『WaveGene』を使用します。サウンドカードの帯域の影響を受けてしま いますが、20Hz〜20KHzでは、十分に実用的なスペックをしめします。 http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/index.html
スイープ時間は低音の測定誤差を少なくしたい場合は180秒にします。10秒などの短い時間 にすると100Hz以下が低く測定されてしまいます。スイープの設定は必ずリニアにします。logに すると高音のレベルが下がってしまいます。 入力した信号の測定には、『WaveSpectra』を使います。 http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/index.html マイク入力がステレオの場合は、LR切り替え設定で測定したい側を選択します。測定モード 設定を押して下部にパネルを表示させます。Peakをクリックしてonにします。設定ボタンをクリ ックして設定ウィンドウを開きます。FFTのサンプル数を大きくすると周波数の分解能が高くなり ます。サンプル数やスイープの条件を変えるとレベルに差を生じますので注意が必要です。
残念ながら当時の測定結果が残っていませんでした。これで、参考程度の特性は取れました。 代わりに、AVアンプの調整した際の画像を掲載いたします。この方法を使う前は、フルレンジ とウファーの音量の調整は自分の耳だけを頼りにおこなっていました。視覚的に調整をおこな う事ができたので非常に信頼性のあるものになりました。 フルレンジSP(YAMAHA NS-10MM)の特性 ウファー(YST-SW45)の特性 両SPを合わせた特性 ウファーの音圧調整後
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